IELTS受けて来ました(0.5年ぶり2回目)

こちらに来て五ヶ月になりますが、移住関連のプロセスはゆっくりとしか進みません。

 

ゆっくりとしか進まない原因は私がさぼっているからなのですが、先日ようやくIELTSという英語のテストを受けて来ました。半年前に日本でも受けたのですが、作文の点数がすこし足りなかったので、その点数を更新するために再度受験しました。

結果は聴解8読解9作文7会話8で総合(平均)8で、やっと移住の許可がもらえる(可能性のある)基準に達することができました。

 

なぜ作文の点数が悪いのでしょうかね?(前回は6!)

 

これまでにわりと文章を書いてきている方だと思いますし、なんならそれが仕事なんですが・・・。解せぬ。

 

でもこうやって点数にされると自分の伸びしろがわかって嬉しいです。実際、ここ最近の研究生活の中でもっとも苦労しているのはgrant (fellowship)の申請書を書くところですし、やはり作文能力は足りていないのかもしれません。英語力を伸ばすためだけの時間を捻出する余裕はもうないので、たくさん論文案をかいて、それをPIに添削してもらう、というのを繰り返していこうと思います。

 

それでIELTSの作文の点数が伸びるのかどうかは謎ですけど。(私が受けた時の作文は「あなたにとって余暇は大切ですか?なぜですか?」みたいな感じのふわっとした設問でした。)

 

言語能力は短期間にはどうすることもできないですが、論文を読む量を少し増やすとか、物書きをする時間を少し増やすとか、ちょっとしたことを積み重ねていこうとおもいます。

 

ちなみにIELTSのスピーキングはやっぱり採点基準よくわかんないな〜という印象です。面接する人の人柄とか、こっちの人柄とかも少なからず点数に影響してるんじゃないかな〜と、思いました。

 

iPad mini キーボードケース

iPad miniのキーボードケースを購入しました。 

 

結論:

素晴らしい。の一言。

 

手持ちのMacbook Proが粗大ゴミになるレベル。

ウェブ閲覧とメールチェックと文書作成くらいだったら全くストレスがない。つまり日常業務のほぼ半分はこれで十分と言うこと。Mendeleyのアプリを入れれば論文も読めるし・・・。

 

ノートPCは、プログラミングとか、ある程度まとまった量の統計解析をする場合にしかもはや要らない気がする・・・。

と思って調べてみたら、Rは今時iPadでも動かせる時代なのか・・・。

www.r-bloggers.com

 

もう本当にPC要らねえじゃん・・・。お絵かきも、Affinity designerがiPadに搭載されそうだし。(そういえばillusratorは月額購読方式になったことをきっかけに利用停止しました。今は4800円で一生使えるAffinity Designerを使っています。ai形式のファイルも開けるし、過去のファイルとの互換性も大きな問題はありません。)

Macbook Pro修理

Macbook Pro (Late 2012, 13'') を修理に出しました。

バッテリーがフル充電しても30分しか持たなくなったのと、片方のスピーカーが完全に壊れてしまったためです。充電サイクルは1000回を超えていました。昨年あたらしくMacbook Pro (2015, 15'')を購入したので、片方を修理に出している間にストレスなく研究を続けることができるようになったのも一つの理由です。

 

結果は以下の通りでした。

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パーツ代として43+259=302ドル。作業賃が109ドル。二つ合わせて411ドルですが、これに税金が15%かかるので、合計472ドルでした。(本日のレートでは、472CAD == 約39600円)
バッテリーさえ新しくなれば、ほぼ新品同様です。ちなみにバッテリーを交換するともれなくキーボードも交換されるので、若干へたっていたキーボードも元気になりました。キーボードは、日本語キーボードでもUSキーボードでも対応してもらえるとのことでしたが、個人的にはReturnキー(Enterキー)の大きい日本語キーボードの方が慣れているので、日本語キーボードを再搭載することにしました。

ちなみに、ディスプレイも新品と交換した場合、合計でおよそ950ドルほど(税抜き)になるとのことでした。この機種はSSD搭載なので、おそらくあと3年以内にストレージ周りに異変が現れるであろうことを考え、ディスプレイの交換は見送りました。さすがにその時は新しいのを購入すると思います。

ポスドク3ヶ月目

研究費配分額と生産性(論文数?)の逆相関を示したp114~117がとても印象的でした。
ただ、研究費を増やした時に、研究費あたりの生産性が下がるということ自体は自然(e.g.限界効用逓減の法則)なことだと思います。したがって、研究費あたりの生産性の下がり方が他国と比べて急激なのかどうかが重要ですが、私の感覚ではおそらくそうだと思います。
 
研究者が抱えるチームの規模が大きくなるにつれて、仕事に占めるマネジメント(タスクの割り当てや進捗管理だけでなく人間関係にも時間を取られる)業務の割合が増えます。したがって、年300万円で研究する研究者と年3000万円で研究する研究者の仕事は自ずと異なります。(もし仮に、同じように仕事をしているとすれば、それは2700万円の高い機械を買って満足している場合などでしょうか)。「大きな予算を取ると実験ができなくなる」というのは少なくとも研究者本人の個人的な感触としては正しいのだと思います。大変ですね。
 
ひとり(あるいは少数)で研究計画を立ててひとり(あるいは…以下略)で実験してひとり()で論文を書いている状況でいい成果を出せていた人でも、人数が増えるとうまく回らなくなってしまう、といった事例は意外と多くあるようです。組織論におけるピーターの法則の典型のようなものです。
 
ま、僕にはまだあまり関係ないですけどね!
ただ、今のラボでポスドクとしてコオロギのチームを(ある程度)任されるようになり、これまでは起きてから寝るまで自分の実験のことだけ考えてればよかったのに、今では朝一で他人のことを気に掛けなければいけなくなり(スケジュールに無理があったり、実験に不安を感じていたりしないかどうか(特に安全面)、さらに動物を適正に飼育できているかどうか..etc, etc, etc!!!!に気を配るようにPIからアドバイスされており、実際にPIはそれを実行しているように見える)、自分の時間を割かれるストレスが半分な一方、新しい仕事にチャレンジする興奮が半分です。社会の中で生きて行く場合には、研究者であろうと何であろうと誰でも通る道だと思うので、楽しみつつ頑張りたいと思います。
 
それでは良い1日を。

ポスドク生活幕開け

転居から1週間が経ち、生活も比較的落ち着いて来ました。昨年の夏に3ヶ月滞在した場所でもあり、新しい場所に来た、というよりは、帰ってきた、という感触の方が強いのが実際です。

 

新居は大西洋が見える所になりました。交通量も少ないので騒音もなく、寒い土地ではありますが暖房が充実しているので部屋の中では半袖で過ごせます。

 

研究の方は、ボスともすでに人間関係ができているので、滑り出しにとても苦労するということもなさそうです。大きな方向性を話して、文献をあたり、また方向性を詰めて計画を練るという、研究者にとっては日常の作業があるだけです。

 

ただ、どうも生態学という分野で暗黙の前提になっていることと、今まで私が分子生物学の枠の中で考えて来たことが少しずれていて、文化的な違いのようなものを感じています。突き詰めて考えれば両者とも同じものの違う側面を見ているだけ、ということもできるのですが、日常的な議論の中での、反射的に物事を判断するような頭の作業の時には、どうしても慣れている枠組みの中で思考をしてしまいがちなので、スイッチを切り替えていく必要があります。実験生命科学にはつきものの、個体差というものをどう捉えていくかという問題が、まさに典型的です。誤差と見るか、そこに情報があると見るか。

 

これから2年間、やれるだけやってみようと思います。

海外転居の備忘録【編集中】

4月からカナダのハリファックスという土地でポジションを得たので、それに伴い転居の作業をすることになりました。

結論から言うと、思っていたよりも相当に大変でした。

 

ざっくり挙げていくだけで、

  1. パスポート
  2. ビザ関係
  3. 運転免許関連
  4. 住民票関連(年金とかの手続きも)
  5. 引っ越し(全てはとても持っていけない)
  6. 不要な家具等の処分(および譲渡)
  7. 現地での住居探し
  8. 国内での仕事のまとめ
  9. しばらく会えなくなる方々への挨拶回り
  10. 新しい仕事のプロジェクトに関する計画
  11. その他(数え切れないほどの)書類仕事
  12. 現地での車と保険
  13. 現地での携帯電話・インターネット
  14. 現地での家具その他備品など

など、普段好きなように実験をして好きなように論文を書いているだけの毎日からはかけ離れた、高度なスケジューリング能力を求められるタスクが次から次へと襲いかかります。普段の研究生活でも、これくらい頭をフルに使ったらもっと生産性があがるのではないか、と思うようになりました。

 

※以下、時間のある時に詳細について備忘録的にまとめておこうと思います。

 

  1. パスポート

    パスポートの取得自体はそこまで複雑ではないですし、2015年に10年のを更新したばかりだったのですが、最近本籍を移動したことを忘れており、直前にパスポートを取り直すことになってしまいました。面倒なことになると嫌なので。後から知ったのですが、本籍地を変更する場合はパスポート番号が変わるので、visa関連の書類を全て作り直さねばならず、各方面にご迷惑をおかけすることになってしまいました。

     ちなみに有楽町のパスポートセンターには、本籍地の変更などについては専用の窓口が設けられている(新規・更新とは別)ので、ほぼ待ち時間なしで手続きをすることができました。

  2. ビザ関係

    まず空路で入国するのにeTAを取得する必要がありますがこれはオンラインですぐできるので簡単。アメリカ経由の場合はESTAも必要。

     カナダの場合、労働許可証(Work Permit)は入国した時に空港で発行してもらうことになります。私はトロント空港で申請しました。一般的にカナダ国内で非カナダ人を雇用する場合には、「雇用する側」がLabour Market Impact Assessment (LMIA)と呼ばれるシステムを通して、その外国人の給料がカナダ国内の基準に比べて不当に低くないか、その分野の労働者に対するニーズがあるか(外国人を雇う正当性があるか?)といったことを証明する必要があります。ただし、ポスドク研究員の場合にはLIMA免除であることが定められているので、受け入れ研究室のボスがカナダ労働局に手数料約230ドルを納めるだけで基本的にはOKのようです(2017年現在)。で、そのレシートのコピーを印刷し、さらにOffer LetterとFunding Documentをあわせて入国時に提出しました。ちなみに長期滞在の場合は、別室になります。"I'm here to work."と言った時は少々興奮しました。ポスドクで家族がいる場合は、その場で口頭で要求すると家族の労働許可証も発行してもらえるようです。手数料を追加で400ドルほど支払って、Open Work Permit(どんな仕事でもしていい)を発行してもらうことができます。

     手続き自体はかなりスムーズでしたが、手数料の会計をしようとしたタイミングで会計窓口がいきなり閉鎖し(1日一回レジ閉めをするらしい)、30分くらい待っても開かないので文句を言ったら別のスタッフが会計窓口に来て対応してくれました。乗り継ぎ便の搭乗時間が迫っていることを伝えましたが、その効果だったのかは不明。結局大荷物を抱えて空港を猛ダッシュすることになりました。あと15分遅かったら危なかった。

  3. 運転免許関連
    これが超絶面倒でした。後日記載予定。

 

夏のカナダ滞在から全く更新をしていませんでした。気がつけば年も変わりました。

 

カナダから戻ったあと、9月下旬〜10月は昆虫学会@フロリダ、ラボ訪問@ミネソタ、11月にはシンポジウムx4(@フロリダ、@コネチカット、@ワシントン、@カリフォルニア)、それから12月頭にシンポジウム@ローザンヌ(スイス)に参加しました。

あちこち旅をして少し疲れましたが、幸いにして来春からの仕事の場を得ることができました。昨年の夏に滞在していた研究室で、いくつかのプロジェクトに関わることになると思います。

 

当面は国外に滞在するにあたって、引っ越しや諸手続きに追われそうです。