研究のスタート

研究は新しくないといけない。

論文ですでに発表されていることは、すでに既知のこと=新しくない。

言い換えると、論文を読むことによって、これから自分が取り組もうとしていることの中で「何が新しくないか」を知ることができる。それによって、自分の貴重な時間のなかから「何に時間を割くべきでないか」がわかる。

この段階で初めて、研究のスタート地点に立ったと言えるのかも知れない。

 

bioRxivに公開する記事の完成度

bioRxivに公開する原稿を用意するとき、どの程度の完成度まで仕上げるのだろうか?

学術誌に投稿するレベルに達してから、というか投稿しつつ、プレプリントをbioRxivで公開するというのが正しい使い方なのだろうか?

生物系のpreprint server

bioRxiv(バイオアーカイブ)というプレプリントサーバの存在は何年か前から知っていたものの、自分には関係のないことだろうというくらいの考えしかありませんでした。

 

研究を行うタイミングと論文出版のタイミングにはラグがあり(半年〜数年以上)、とくに論文業績を宣伝材料にしてジョブ探しをしなければならない若手研究者にとっては、特に不便でした。

 

でもこのbioRxivに論文をアップロードすれば、すぐに業績として公式に認知してもらうことができる一方で、学会発表と同じ扱いになるのでジャーナルへの投稿もできるということのようです。

 

いいことしかないと思うのですが。

データを盗まれたり、ということはもしかするとあるのかも知れない。

ただ、生命科学分野の場合は共著者が多かったり、必ず研究グループの偉い人たちをcorresponding authorにするという慣習(私は悪習だとおもう)があるので、例えばポスドクのような身分の人が気軽にアップロードするというのは難しそう。

 

仮説を出して、頭と体を使って試行錯誤して、そして論文の草案を書いた本人であれば、プレプリントサーバーに情報を公開する正当性があると私は思います。どうなんでしょ?

 

画像認識とかディープラーニングとかpythonとかOpenCVとか

科学者としてのブレイクスルーを狙って、なりふり構わず新しいことに手を出している今日この頃。なりふり構っていられない。弱者には弱者の戦略しかない。

 

「人工知能」的なものもどんどん取り入れていこうと思います。よくわかんないけどなんかすごそう、って大体みんな思ってるでしょ?でもやらないでしょ?だからやろうと思うんだよね。

 

色々な業界でだんだんとそうなってるのかもしれませんが、もう労働を集約してもなかなか価値が出せないのです・・・。生命科学研究も、ようやく知識というか知性を集約する時代がやってくるのかと思っています。これ、気付いてる人は気づいてるよね?

 

 

仮説を検証するのもルーティンワークになりつつあるし、仮説を出すのもルーティンワークになりつつある。ルーティンワーク=ロボットができること、と言う意味で。そうすると科学者の存在意義なんてもう人間としての「何か」しかないよね。職業人・専門人としての科学者というのはもうコンピュータの中に内蔵されてしまうわけだから。

 

書いていてわけわからなくなってきたけど、要は頭の良さ(=知性)に対する考え方のようなものって時代とともに変わっていくよねって言うお話。うーん、うまく言えないけど、、、、でも多分もうしばらくすると適当にブレインストーミングで単語だけ出すと、それでいい感じの(論理的でわかりやすい)文章を自動生成できるだろうし、そもそも単語を出すところから自動生成できるだろうし、もう知識「人」という存在の価値は暴落だよね。

 

お前が100年考えるより計算機買ったほうがいいよとか言われる時代がくるのか。

 

空想でした。

IELTS受けて来ました(0.5年ぶり2回目)

こちらに来て五ヶ月になりますが、移住関連のプロセスはゆっくりとしか進みません。

 

ゆっくりとしか進まない原因は私がさぼっているからなのですが、先日ようやくIELTSという英語のテストを受けて来ました。半年前に日本でも受けたのですが、作文の点数がすこし足りなかったので、その点数を更新するために再度受験しました。

結果は聴解8読解9作文7会話8で総合(平均)8で、やっと移住の許可がもらえる(可能性のある)基準に達することができました。

 

なぜ作文の点数が悪いのでしょうかね?(前回は6!)

 

これまでにわりと文章を書いてきている方だと思いますし、なんならそれが仕事なんですが・・・。解せぬ。

 

でもこうやって点数にされると自分の伸びしろがわかって嬉しいです。実際、ここ最近の研究生活の中でもっとも苦労しているのはgrant (fellowship)の申請書を書くところですし、やはり作文能力は足りていないのかもしれません。英語力を伸ばすためだけの時間を捻出する余裕はもうないので、たくさん論文案をかいて、それをPIに添削してもらう、というのを繰り返していこうと思います。

 

それでIELTSの作文の点数が伸びるのかどうかは謎ですけど。(私が受けた時の作文は「あなたにとって余暇は大切ですか?なぜですか?」みたいな感じのふわっとした設問でした。)

 

言語能力は短期間にはどうすることもできないですが、論文を読む量を少し増やすとか、物書きをする時間を少し増やすとか、ちょっとしたことを積み重ねていこうとおもいます。

 

ちなみにIELTSのスピーキングはやっぱり採点基準よくわかんないな〜という印象です。面接する人の人柄とか、こっちの人柄とかも少なからず点数に影響してるんじゃないかな〜と、思いました。

 

iPad mini キーボードケース

iPad miniのキーボードケースを購入しました。 

 

結論:

素晴らしい。の一言。

 

手持ちのMacbook Proが粗大ゴミになるレベル。

ウェブ閲覧とメールチェックと文書作成くらいだったら全くストレスがない。つまり日常業務のほぼ半分はこれで十分と言うこと。Mendeleyのアプリを入れれば論文も読めるし・・・。

 

ノートPCは、プログラミングとか、ある程度まとまった量の統計解析をする場合にしかもはや要らない気がする・・・。

と思って調べてみたら、Rは今時iPadでも動かせる時代なのか・・・。

www.r-bloggers.com

 

もう本当にPC要らねえじゃん・・・。お絵かきも、Affinity designerがiPadに搭載されそうだし。(そういえばillusratorは月額購読方式になったことをきっかけに利用停止しました。今は4800円で一生使えるAffinity Designerを使っています。ai形式のファイルも開けるし、過去のファイルとの互換性も大きな問題はありません。)

Macbook Pro修理

Macbook Pro (Late 2012, 13'') を修理に出しました。

バッテリーがフル充電しても30分しか持たなくなったのと、片方のスピーカーが完全に壊れてしまったためです。充電サイクルは1000回を超えていました。昨年あたらしくMacbook Pro (2015, 15'')を購入したので、片方を修理に出している間にストレスなく研究を続けることができるようになったのも一つの理由です。

 

結果は以下の通りでした。

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パーツ代として43+259=302ドル。作業賃が109ドル。二つ合わせて411ドルですが、これに税金が15%かかるので、合計472ドルでした。(本日のレートでは、472CAD == 約39600円)
バッテリーさえ新しくなれば、ほぼ新品同様です。ちなみにバッテリーを交換するともれなくキーボードも交換されるので、若干へたっていたキーボードも元気になりました。キーボードは、日本語キーボードでもUSキーボードでも対応してもらえるとのことでしたが、個人的にはReturnキー(Enterキー)の大きい日本語キーボードの方が慣れているので、日本語キーボードを再搭載することにしました。

ちなみに、ディスプレイも新品と交換した場合、合計でおよそ950ドルほど(税抜き)になるとのことでした。この機種はSSD搭載なので、おそらくあと3年以内にストレージ周りに異変が現れるであろうことを考え、ディスプレイの交換は見送りました。さすがにその時は新しいのを購入すると思います。